絶滅危惧種のギバチを対象に、捕食者の分布や個体数を規定する非生物的要因(水温や流速など)や生物的要因(競合種や餌生物など)、各要因の相対的な重要性を明らかにする研究に取り組んでいます。
種分布モデルと地理情報システムを用いてギバチの分布や個体数に影響する要因を推定し、得られた結果をもとに生息適地を広域的に予測していきます。予測結果に基づいて優先的に保全する必要のある地域を抽出し、保全区域の優先順位付けを行っていきます。
Recent works
Kagayama, S* and Oshima, T. 2023. Current status evaluation of an endangered freshwater bagrid catfish using species distribution modeling in Chiba Prefecture, Japan. Japanese Journal of Environmental Entomology and Zoology 34: 47-56.